◆ 長門屋 ◆ 萩原靖子さん 長野睦子さん姉妹

長門屋 萩原靖子さん 長野睦子さん姉妹

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■お店の歴史創業当時~現在の変遷いつ頃どんな商売から現在に至っているか?

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仁王門の右側にひときわ目立つ涼しげな氷の暖簾が掛かる長門屋は、うどん中華そばなどを中心とした食堂として明治30年から営業しています。

地元の人に愛されてきた店内はどこか懐かしい昭和の香りがすると思います。

姉妹で母が切り盛りしていたお店を引き継いで、4代目となります。

昭和初期には当時は貴重な氷を使った氷水を始めて、評判となりました。今のように一般家庭で電気が普及していない時代、氷を少しでも長く保存できるよう、冷蔵庫の原型と言うべき氷の保管庫が残されていたり、近所の出前用に使われた木製のおか持ち、氷水用のグラス、そして一際目立つ大きな暖簾やござ敷きの縁台は古き良き昭和を感じさせてくれます。

子供の頃、自転車の荷台にむしろで包んだ氷を運んでくる氷屋さん。長門屋の前で汗をかきながらノコギリで切り出していた風景がとても懐かしいです。

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氷水も昔と変わらない味を守りながら、シロップやあずきも自家製で煮込んだものを使っています。

定番の「並氷水(みぞれ)」や「いちご」「レモン」「カルピス」ちょっと贅沢な「宇治金時」「宇治ミルク金時」など定番に加え最近は姉妹で考案した「梅甘露」が人気です。

自家製の梅の果肉が入ったさっぱりとした甘酸っぱさは一度食べたらやみつきになる味。

本当に美味しい氷を使っているから出せる味です。かき氷ではなくあえて昔ながらの氷水はお値段も控えめ。静かに扇風機が回る店内。氷水を美味しく食べていただくために敢えてエアコンは置いてません。

暖簾下の縁台に腰掛けて、仁王門を眺めながら味わう氷水。長門屋の氷水を味わうために浴衣が着たくなる、そんな地元の人に愛される長門屋でありたいと思っています。

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営業時間

11時15分~17時 (8月は~18時まで営業)

7月31日(日)盂蘭盆会は~19時まで営業

8月6日(土)びんずる祭り~20時30分まで営業

8月12日(金)お花市 ~20時30分まで営業

8月14日(日)15日(月)善光寺お盆縁日 ~20時30分まで営業

氷水は9月まで