7月高田屋銘産店 山口 晃さん

高田屋銘産店 山口 晃さん

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■お店の歴史創業当時~現在の変遷~いつ頃どんな商売から現在に至っているか?

仲見世中ほどに歴史を感じる丸い大きな看板が目印の高田屋銘産店は明治14年の創業です。

私、山口晃で6代目。息子で専務の博規(ひろのり)で7代目になる老舗の土産物店です。

若い頃長野の大手味噌工場にも勤務されていた経験があり、家業を継いでからも食品会社勤務の経験を生かして、オリジナルの菓子などの土産品にも力を入れています。

■昔と今で商売の形態や商品構成はどのように変わってきたか?

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創業当時から昭和18年頃までは酒類や缶詰などの食品を主に扱い、あんず時雨や御供としての落雁などの製造も行っていました。菓子作りの木型など昔の製造器具などが残っていて歴史を感じます。善光寺参拝のアクセスが良くなったり、核家族化、隣近所との付き合いも希薄になったせいでしょうか?昔ほど善光寺参拝の土産を配るという風習がなくなり、ご自分のために土産を買われるお客様が増えてきてますね。

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  • ■現在力を入れている商品、売れ筋商品は?

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    もともと菓子の製造販売もしていた事や若い頃食品会社に勤務していた経験を活かし、高田屋銘産店のオリジナルの商品にも力を入れています。「舞花」と名付けられたごまゆべしは孫の名前からつけた自信作です。他にも「そばとごま味噌風味のお饅頭」やお茶受けの「野沢菜のしぐれ」はご飯にもよく合います。長野の限定のスナック菓子などは修学旅行の学生さんにも人気ですね。

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  • ■お客様(参拝客)の変化?

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    昔は各地に「○○講」といって善光寺参拝の組織があり大勢の団体客で賑わいましたが、今は観光地として訪れる家族単位のお客様になってきていますので、そんなニーズにあわせ、専用の駐車場も整備しています。また海外からのお客様が多くなっていますので、そういったニーズにも対応していきたいですね。

    ■今後どのようなお店を目指していきたいか?

    私には忘れられない思い出があります。家業を継いだ頃、善光寺ご開帳にいらした初老の女性参拝客がたくさんの土産物を買い求め、支払いを何十枚もの一円札でされました。その樟脳臭がする一円札を受け取ったときに、コツコツと箪笥貯金までして善光寺参拝を楽しみにしてやって来るお客様の尊い気持ちを感じ、私の商売の原点となりました。今後はさらに店の商品や形態も個性化を目指し、お客様とのコミュニケーションを大切にしたお店づくりをすすめていきたいですね。店内奥にはお茶や漬け物が楽しめる無料の休憩スペースも在り、「また来たよ!」そんな笑顔で会話が弾むお店をつづけていきたいと思っています。

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  • ありがとうございました。

    とても歴史を感じる高田家銘産店の山口晃さんでした。